いつまで褒めなきゃいけないの?

今日わかったことがある。私は、男性が苦手かも知れないということである。男性恐怖というほどではないんだけど。

私は男の人イコール褒めなくては、と考えている節がある。私の父と弟は機嫌を損ねると露骨に大きいため息をついたり、物に当たったりする人達だった。彼らの目的はそうすることでこちらが気を遣い、快適な環境を自らカスタマイズする、というふうになっている。私は幼い頃(人を疑わなかった頃)、ずっと彼らのそういう態度を見て、自分が悪いのだとすることでその場をなんとか凌いでいた。だが、あるとき、彼らのエゴに振り回されていだけなのだ、と気づいた時ぞっとした。周りの反応に勝手に反応して、私を丁重に扱え!と言わんばかりの自分勝手さ。でも、だから、褒めなくちゃいけないのだ。どうせまた簡単に機嫌を損ねるのが分かってても、一時的に気持ちよくさせないと。他人に構っている時間を減らしたいがための策だ。

褒めればいっか、と思って普段会話したりしていたのだけれど、最近どうも疲れる。褒めたってすぐ機嫌を損ねるし、また次、また次と要求する。全然楽しくない・・・なんで褒めなきゃいけないの・・・なんで・・・?とずっと考えている。それとも私の周りにいる男の方が幼稚なのか。男性全員がこんなのばかりとは思わないけれど。

褒める以外のコミュニケーション方法を私が知らないせいかも知れない。

他人を褒める度自分の何かが摩耗していきそうだ。