卒論を提出するので通信制大学の魅力について語りたい

私は4年前通信制大学に入学した。

それ以前は高校の付属大学を0単位で退学、その後入学した短大をまた同じように辞めているクズである。

そのときは上手く認識できていなかったが、私は幼少期から場面緘黙症という疾患を持っていた。人と関わりたい欲求を人一倍抱えながら一人心の中でパクパクしている感じだ。中学校までまぁまぁ不登校にもならず学校に通っていたけれど高校にもなると他人との気にせずには居られなかった。

高校を卒業後2つどこにも行けないまま4年過ぎ、なんとかせねばと入学したのが通信制大学だった。私は哲学を専攻した(当時どハマりしていた歌手が哲学科とかいう薄い理由から)のだが、大量のテキストに簡素すぎるレポートの問いに最初の1年はとても戸惑った。「運命論とは何か論ぜよ」なんてレポートよく書いたなと自分で今でも思う。レポートは出していくうちになんとか要領が見えてきて、家で書いてればなんとかなるから段々楽しくなってきて単位を習得することができた。最初の1年はレポートと試験のみで1年でこなせる限界までレポートは書いた。不合格になったものは来年にも回せるのでとにかく書いた。30単位ぐらいは手をつけたはず。それが普通だと思ってたので。

2年からスクーリングに出席しはじめた。あ、1年で体育実習だけは出てる。バドミントンできなさすぎて仮病使いました。2年のゴールデンウィークから英語系の授業に出席し、英語で映画を見たり、自己紹介しあったり(短い期間のスクーリングなので学校側が友達を作れるよう配慮していると感じた。)大変だが楽しかったなとも思う。LINE交換はしたがそれ以外会わなかったりLINEに不慣れなのもあってトークが止まってる。通信制大学に通う人達は10代もいれば自営業っぽいおっさんがいたりしてみんな違って当たり前、という風なので変に自意識過剰にならずに済む。私にとって緊張が減る場でとても有難かった。